2016年4月6日水曜日

感想&書評「ダレン・シャン」(ネタバレ注意)感想レビュー・全十二巻で長いですが、読み応えのある作品。 #Novel

「ダレン・シャン」(ダレン・シャン)は全十二巻で長いですが、読み応えのある作品です。

ダレン・シャンは一巻発売からずっと読んでいました。
十二巻まであるので完結するまでかなり長く感じましたが、最後まで読んでみれば、また一巻から読み返してみたくなる面白い構成でした。
作者がダレン・シャンで、タイトルも「ダレン・シャン」なので、なにか意図はあるんだろうなとは思っていましたが、最後まで読んでみて、「あぁ、だからか。」と納得しました。
人がヴァンパイアになってしまうという話で、最初は人らしくなくなっていく主人公の変化に、主人公自身が戸惑って、抗っている姿が印象的でした。
確かに、ヴァンパイアになったから人の血を吸わないと生きていけないぞ、と言われても人の血を飲むことには抵抗があります。
そんな主人公が色々な人と出会い、ヴァンパイアとして生きていく決意をし、ヴァンパイアとしてどういう風に生きていくのか、巻を追うごとに楽しさが増していきました。
児童書としては流血表現や暴力的な表現があるので嫌いな人はいるかもしれないですが、ワクワクしたり、悲しくなったりと、感情の起伏が激しい作品でした。
巻数の割には途中でだらけることなく、最後まで楽しく読むことが出来る良い作品でした。

ありがとう寄稿。

仕事柄、デザインの修正がいつ戻ってくるか読めないことが多く、しかも修正期日が設定されていたりすることもあるので、待っていてもなしのつぶてだったり、逆に出かけた途端に連絡が来るなどは日常茶飯事。
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