2016年7月15日金曜日

感想・書評「警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者:吉川英梨」ネタバレ注意・ハラマキ捜査官シリーズ第8弾、税理士である野原の妻子が誘拐されたとの一報が入るところから物語は始まります(レビュー)。 #読書

警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者 吉川英梨・著

天才捜査官の原麻希が難事件に挑む、吉川英梨さんのハラマキ捜査官シリーズ第8弾です。
税理士である野原の妻子が誘拐されたとの一報が入るところから物語は始まります。身代金を持った野原が警察の指示を無視した行動をし始め、特急列車に飛び乗ってしまいます。たまたま現場近くで食事をしていた「女性犯罪」捜査班の麻希と夢美が駆けつけますが、犯人に警察介入がバレて取り引きは中止となります。同じ頃、立川南署の原田が追う事件についても同時進行で語られていきます。異なる2つの事件に見えますが、実は意外な接点があるということを、麻希の冴えわたるひらめきによって徐々に明らかになる展開にはワクワクしました。
また、麻希の元恋人である広田が管理官に出世して登場したのは嬉しかったです。公安で鍛えられてますます魅力を増した人物になっていて、かっこよかったです。事件の全貌は悲惨な内容だったので欝々とした気分になりましたが、麻希と広田のやりとりに楽しさがあったのでホッとできました。

ありがとう寄稿。

前巻のラストで優姫は枢とともに黒主学園を去り、零と決別した衝撃の展開で幕を閉じた学園編。この巻では、それから一年後の話として新章がスタートしました。
ヴァンパイア騎士11巻(樋野まつり)感想ネタバレ注意!あらすじ・前巻のラストで優姫は枢とともに黒主学園を去り、零と決別した衝撃の展開で幕を閉じた学園編…。 #COMIC - ナカノ実験室

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