2016年7月5日火曜日

感想&書評「天使の卵:村山由佳」(ネタバレ注意)感想レビュー・流行したアクセサリーが作品内でも実際に出てきて、恐らく男性よりも女性のほうが原作を読んだのではないかと…。 #Novel

天使の卵 村山由佳 シリーズを全て購入するほどハマります。男でも号泣すること間違いなしです。

天使の卵は一時期流行したアクセサリーが作品内でも実際に出てきて、恐らく男性よりも女性のほうが原作を読んだのではないかと思われますが、男性にこそ読んで欲しい作品です。
シリーズは「天使の柩」で20年の歴史に幕を落としましたが、シリーズの中では「天使の梯子」が一番好きです。
しかし今回は一番好きな「天使の梯子」ではなく、全ての原点である天使の卵を今回はお勧めしたいです。
シリーズは単体としても十分感動できる話となっていますが、出来れば順番に読んで頂けると感動が深まります。
作中には精神に支障をきたしてしまった父親を中心に、少年から青年への変容を交えながら家族との距離感と、異性との距離感を不器用ながらも感じながら成長していく主人公に歯がゆさを感じながらも等身大の生を感じさせてくれます。
物語は青年と一人の精神科医との出会いから始まります。
明らかに年上の女性に淡い恋心を募らせながらも、父親の病気を目の当たりにして、いつか自分もこうなるのではないかという恐怖の中で、父親が入院する病棟で恋心を募らせる年上の女性と再開を果たす。
しかし、年上の女性はかつての彼女の姉だつたり、父親の担当の先生になったり、若い頃一度結婚をしていて、芸術家の旦那さんが自殺をしたりと、とにかく障害の多い恋が始まるのですが、お互いに惹かれ合いながらも、父親の死であったり、母親の再婚、元カノである彼女の妹にばれてしまったりと、短期間でめまぐるしく変わる環境にスレ違い、傷つき、新しい命とともに永遠の別れを経験しなければならない主人公とともに号泣すること間違いないです。

ありがとう寄稿。

セーラームーンcrystalは昔のアニメとは話が全然違い、漫画に近い内容になっていて、昔のアニメで好きだったストーリーや場面がなくなっていることにはすごくがっかりしました。
美少女戦士セーラームーンcrystal seasonIII39話/感想!マスターファラオナインティとの決着の話…(ネタバレ注意)。 #TV | アフィリエイト収入で生活したいブログ。

人気の投稿

ブログ アーカイブ