2016年5月31日火曜日

感想&書評「ノルウェイの森(村上春樹)」(ネタバレ注意)感想レビュー・主人公であるワタナベの自伝的な話です。 #Novel

ノルウェイの森(村上春樹)は青春の痛みや不安を話して、省みさせる本。感情的に共感できた本です。

「ノルウェイの森」は主人公であるワタナベの自伝的な話です。
ワタナベの友達であるキズキと直子、でもキズキが死んでからワタナベと直子は恋に落ちます。
精神的にお互い頼りあいます。でも二人の仲も長く続かず別れてしまいます。
ワタナベは別れた直子のことを忘れずに知らない女たちと一晩を過ごす毎日を繰り返します。
無意識的に忘れられない直子に対しての寂しさによりその寂しい感情を誰かに泣くさめてもらおうとするけど、根本的なことは解決できず直子のことを思いながら何枚も手紙を書き続けます。
ワタナベはもしかしたらそうやって直子のことをずっと会いたがっていたのかもしれません。
この本はもしかしたら‘外説的’だと思われるかもしれません。でも、この本が表現したいのは外説的な行動自体だけではなくその行為によって主人公たちが精神的にも肉体的にも成長していくことを表現する過程ではないかと思います。
この小説を始めて私が読んだのは高校生のときです。あの時は、内容的に少し難しくて、本の意図をよく理解できなかったけどストーリ全体的な雰囲気や表現のインパクトはしばらく忘れられないほど印象に残っていました。大人になって改めてこの本を読んだら結局この作品は若い人々が感じるむなしさなどの感情を表していると思いました。青春の悩みや迷い、またその悩みから生まれる新たな心配や不安。この小説はたぶん若い人が読むと現在の自分を省みることができる作品だと思います。

ありがとう寄稿。

なかなか猫好きにならない方がある出来事で変わろうとするのもかなり見所にもなってくるものです。かなり賛否両論にも出てくるものです。
はぐはぐ【なかよし家族編】第33話「にらめっこ勝ち目なし?」(こなみかなた)感想&あらすじ・かなり賛否両論にも出てくるものです…ネタバレ注意。 #マンガ - みんなのブログ。

2016年5月30日月曜日

感想&書評「きらきらひかる (江國香織)」(ネタバレ注意)感想レビュー・アルコール依存気味で情緒不安定でもある笑子、男子大学生の恋人がいる睦月、そして睦月恋人である紺。 #Novel

きらきらひかる (江國香織)は日常の色々なできことに疲れて誰かに慰めをもらいたいとき読みたくなる本。

主人公の笑子、睦月、そして紺。この3人の関係は一般的な関係とはいえない特別な縁ね結ばれています。
笑子と睦月は夫婦だけど、この二人の結婚は普通の夫婦とは違う理由で結婚を決めていました。アルコール依存気味で情緒不安定でもある笑子、男子大学生の恋人がいる睦月、そして睦月恋人である紺。二人は親が結婚してほしいとうるさいためお互いのために結婚をすることにします。医者である睦月は笑子が病気により暴れたりするとそばで見守ってあげて彼女を安心させるやさしい夫であり、笑子は夫の睦月と夫の恋人紺のことを応援してあげる妻であります。
睦月は恋人とは違う愛情を笑子に祖添えて、少し代わった形ではあるけど、お互いのことを大切にしてまた違う形で愛をします。
笑子は夫の睦月がいないとこの世の中で生きていけないと言いながらも睦月の恋人である紺のことも人間的に愛情を持っていてこの3人は仲良くなりお互いいなくてはならない関係で絡まっています。
この本はある意味普通ではない主人公の設定とは真逆にある意味普通な形で話を流しています。普通ではない人たちが出会い、自分たちが作った新たな世界の中で普通に生きていく話だと思いました。
もしかしたらこの世の中で外面されてしまうかも知れない人物たち、本気で理解して、慰められるのはもしかしたらお互いしかいないのでは思います。
外から見たら変わってる人たちに向かう視線はあまりいい視線ではないかもしれないが、その3人の中、その3人の世界では心の傷があり、精神的に病気があることすら普通のことになってしまう。
私はその3人の関係の中で、自分の心の傷も治癒されてる気がしました。
人それぞれ心に残ってる傷が一つくらいはもっていると思いますけど、なかなかその傷を治せることはできないと思います。
自分の傷を理解してくれる人、自分に何があるとしても自分の見方でいてくれる存在がいると思うだけど人は強くなり、立ち直れるのではないか思います。
私はこの作品を何回を読みました。本を読むと本当にこの3人が幸せそうに見えて、何か悩みがあるときに自分に“大丈夫だよ”と言ってくれてる感じがします。

ありがとう寄稿。

我慢の限界になった不動は本性を出しかけようとするのですが健気に解決に導こうとするのもかなり共感出来る内容にもなってくるものです。
不動9巻第2話「借金の方程式」感想&あらすじ・我慢の限界になった不動は本性を出しかけようと…ネタバレ注意。 #マンガ - ジャンプ部屋ブログ

2016年5月29日日曜日

感想&書評「落下する夕方(江国香織)」(ネタバレ注意)感想レビュー・8年間同居しているカップルであるリカと健吾。 #Novel

落下する夕方(江国香織)は魅力がある主人公に思わずほれて、何回も読みたくなる本です。

8年間同居しているカップルであるリカと健吾。ある日健吾はリカに別れを告げてこの家から出て行くことを宣言します。
リカより好きな女ができたと言い、まだ片思いだけどその気持ちでリカとは付き合えないと言います。結局健吾は家を出て行くけど、ある日健吾が片思いしている相手である華子がリカと一緒に同居したいといいリカの家に入ってきます。
それでリカは最初どういうつもりで自分の家に入ってきたか理解できなかったけど、どんどん華子に人間的に引かれて二人は友達になります。
普通の人が考えたらあり得ないことだと思うけど、華子は少し変わっている性格で、変わっていると言われるくらい自由な人でした。リカはそんな華子の魅力と存在感を一緒に住んでいるうちにわかります。自分が8年付き合った健吾、そして健吾の親友まで華子のことが好きで、また家まで華子に会いに来る男たちなど華子は色んな男が関係している人でした。色んな男に愛される華子なのに結局華子自分自身が本気で愛している人は一人もいないです。
この本の内容はもしかしたら刺激的なところがあるかも知れません。
他の人が好きになり8年付き合った彼女と別れた男の人、そんな彼氏が現在好きな女の人。そして自分のことがもう好きではないといわれ捨てられた女の人。その3人が主人公の話。普通の人からは理解できないストーリでこういうことも起きるのかなと自分には絶対におきないでほしいと望んでしまう話の本を私が好きなのはたぶんそういう恐ろしい話だからこそだと思います。
自分にはおきないでほしいと思う、でももしかしたら自分にそれか誰かにもうおきていることなのかもしれない、現実感がなさそうに見えてもしかしたらあり得る話だと思っているかも知れないというこの本の微妙な魅力にはまってしまったかも知れません。
魅力があり色んな人に好かれる華子の存在、でも自分が好かれる理由も知らない、自分が好かれていい人間なのかも知らない彼女は愛されながら結局根本的な寂しさからは抜け出せません。この作品を呼んで少しうつになったのはもしかしたら私も結局寂しい人間だと思って生きているからかも知れません。
結局人は愛と言う感情を求めながら生きているんだと思います。でも、最も大事なのは愛をされることだけではなく、自分も誰かを思い切って愛せるのかでは内科と思いました。愛をされてもいつまでも自分のそばにいてくれると言う確信がない、でもその恐れによって自分も誰かを思いきって愛せることができなくなっているのではないかと思いました。この本が好きな理由は作品の主人公の誰かか自分に似てるという共感ではなく、その三人の主人公の愛し方や生き方が自分に似てると共感できたからではないかと思います。危ういな日常の中を生きていく人たち、本の中の設定は極端すぎるけどもしかしたらこの世の中に住んでいる自分もそんな毎日を過ごしているのではないかと思いました。

ありがとう寄稿。

日本人クリスチャン小説家として名高い遠藤周作の代表作。江戸時代初期、苛烈なキリシタン弾圧が行われていた時代に密入国したカトリック宣教師の物語です。
感想・書評:遠藤周作『沈黙』ネタバレ注意・クリスチャン小説家による迫真の宣教師物語(レビュー)。 #読書 | みんなのレシピ・お料理ブログ。

2016年5月28日土曜日

感想&書評「異邦人:カミュ」(ネタバレ注意)感想レビュー・哲学において、サルトルと対峙したことで有名です。 #Novel

異邦人 カミュ  ムルソーの生き様

カミュの哲学小説です。カミュは哲学において、サルトルと対峙したことで有名です。私も学生時代、カミュの哲学の本は読んだことがありますが、よく意味がわかりませんでした。今回紹介する本はカミュの代表哲学、不条理の哲学を背景とする作品です。
 不条理の哲学がわからないと、理解できない敷居の高い小説に思えますが。それがわからない私にも、読める作品です。この小説は、正直な人間について考えさせられるものかもしれません。読む年齢によって感想の異なる、それだけ奥の深い小説です。
 正直な人間とは何か。何事にも自分を飾らずに、自分の思ったことを思い、言うムルソー。彼の自分を飾らづ、そして窮地に追いやられても自分をかばおうとしない、その純粋さ。その聖人ともいえる性格が、彼を窮地へと運び、その状況から彼が学び得る真実。
 私は神に救いなど求めない。私は私である。
 この社会、昔から人間の社会がある世界では、正直者は生きることが難しいものです。どうして正直であることはだめなのか。そんな不条理の哲学を背景にした一作です。カミュの処女作であり、代表作である異邦人。ぜひ読んで頂きたい一作です。

ありがとう寄稿。

両さんも根はやさしいやつと言ってますし、一週間であそこまで猫がなつくのですからやはり愛情の深いキャラだと思います。
こち亀「根画手部流の巻」感想&次回予想+あらすじ・確定ネタバレ注意!一週間海外旅行へ行く飼い主の代わりに猫をあずかることに…週刊少年ジャンプ感想24号2016年 - ジャンプ部屋ブログ

2016年5月27日金曜日

感想&書評「西の善き魔女:荻原規子」(ネタバレ注意)感想レビュー・フィリエルが実は王族の血を引くことが判明し、そこから陰謀やこの世界の秘密に触れていく少女小説。 #Novel

荻原規子の『西の善き魔女』はわくわくする少女小説

『西の善き魔女』は田舎に住んでいた少女、フィリエルが実は王族の血を引くことが判明し、そこから陰謀やこの世界の秘密に触れていく少女小説です。
フィリエルは王宮で社交界に紹介されたり、女子学園にあずけられたり、女の子の夢をいろいろ叶えてくれます。さすが少女小説です。
しかしこの小説はそれだけではなく内容が面白いのです。フィリエルが本当に死にかけたり、幼なじみであるルーンがひどい目にあったり、ハードな展開をすることもあります。それでもフィリエルの明るさが読者を支えてくれます。
それからロマンスも少女小説の重要な部分ですね。この作品は幼なじみという設定が好きな人にはたまらない内容だと思います。フィリエルとルーンの恋愛模様は本当にかわいらしいです。それゆえに、先が不安になることもあるのですが……。
少女小説の金字塔として扱われることもある作品なので、いろんな人に読んで欲しい小説です。冒険や恋でわくわくしたい人におすすめします。

ありがとう寄稿。

乃木坂46は名前しか知りませんでしたが、彼女らの楽曲である「命は美しい」がとても好きで、どんな少女グループなんだろうと思って、知ったのがきっかけです。
感想・書評「乃木坂46物語:篠本634著」ネタバレ注意・AKBグループでは一番、可愛い女の子が多いグループだそうです(レビュー)。 #読書 | みんなのレシピ・お料理ブログ。

2016年5月26日木曜日

感想&書評「ベルカ、吠えないのか?古川日出男」(ネタバレ注意)感想レビュー・太平洋戦争末期、捨てられた三匹の軍用犬が、つぎつぎに子孫を増やして戦後の時代を駆け巡る歴史小説。 #Novel

古川日出男の『ベルカ、吠えないのか?』は犬が主人公の歴史もの

太平洋戦争末期、捨てられた三匹の軍用犬が、つぎつぎに子孫を増やして戦後の時代を駆け巡る歴史小説です。
便宜上歴史小説と説明しましたが、内容は超展開に次ぐ超展開、あまり学術的には信用しないでください。
しかしそれだけ嘘をつきながら、実際の事件と架空のキャラクターを織り交ぜて、小説として成り立っていることがすごいです。そして主人公は犬。人間ではなく犬です。犬たちが恐ろしいほどの疾走感を持ってラストまで突っ走る物語です。
犬たちの物語に平行して、ロシア人の老人と日本人の少女の心があたたまらない交流も描かれます。ロシア人の正体は、最後まで読んでのお楽しみです。
この小説は、わからない人には「なんだこれ」という感じでしょうが、ハマる人にはハマると思います。かなり尖った内容ですから、賛否も分かれると思います。でもそれだけ個性的で強烈な小説です。普通の「いい話」な小説では物足りないという人に読んで欲しいお話です。

ありがとう寄稿。

大統領と相撲を取っていた金太郎でもあるのですが最後まで勝つ事が出来ないのもかなり納得は出来ないものですがその真意に関してはかなり注目するものです。
サラリーマン金太郎3巻第24話「金太郎、力尽く」(本宮ひろ志)感想&あらすじ・大統領と相撲を取っていた金太郎でもあるのですが最後まで勝つ事が…ネタバレ注意。 #マンガ - みんなの芸能ブログ。

2016年5月25日水曜日

感想&書評「ラプラスの魔女:東野圭吾」(ネタバレ注意)感想レビュー・作品の世界観がつかめず途中で一度中断し再度、冒頭からチャレンジ。 #Novel

【ラプラスの魔女】【東野圭吾】

東野圭吾作品であるという事もあり、当然のことながら期待をして購入。
いつもなら一気読みをしてしまうのだが、今回はなかなか作品の世界観がつかめず途中で一度中断し再度、冒頭からチャレンジ。
本作のタイトルである「ラプラスの魔女」は、科学至上主義を揶揄した「ラプラスの悪魔」をもじったものでもあり、理系の私としてはかなり期待をして買いましたが、世界観がつかめず最初は苦労しました。しかし読み切れば、期待を裏切らず大変面白い内容の作品でした。
裏帯に書いてあった「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。そしたらこんな作品ができました。」の言葉通り、この小説には主人公がいませんでした。他の作品にはないとても斬新なものでした。大学教授や刑事、ボディーガードや若き未亡人などの多彩な人物で主体を持ち回る形になっていて、様々な人の視点から1人を多面的に表すなど、人物像を鮮明にする方法が多用されていました。だがその反面、誰も深く掘り下げられて描写されることもなく、1人に深くスポットライトが当てられることがありませんでした。一人一人のキャラが非常に軽く扱われている作品でした。それぞれが、まるで空気か化学記号のように本当に軽く扱われていました。このあたりも、理系の東野圭吾が垣間見られるところだと思います。さらに、東野圭吾作品の多くに見られる視点が様々に切り替わる点ですが、今作品は実に41回も視点が変わっていました。最後は、なんとも歯がゆくもどかしい終わり方になったが、こういう終わり方もありかもしれないと思わされた作品でもあった。理系作品という事もあり、少しですが「ガリレオ」シリーズを思い出しました。

ありがとう寄稿。

4年ほど前から毎回EXILEのライブには参加しています。毎回とても楽しめる内容となっていてATSUSHIの声に聞き惚れています。
EXILE ATSUSHI(アツシ)の人物評/感想・2013年のツアーではアリーナ外周を回る動くステージなど、毎回すごい…(好きな芸能人)。 #芸能 - みんなの政治経済ブログ。

2016年5月24日火曜日

感想&書評「ジョーカー・ゲーム:柳広司(やなぎこうじ)」(ネタバレ注意)感想レビュー・陸軍内に設立されたスパイ養成学校である【D機関】の精鋭たちが、外国および自国内で諜報戦を。 #Novel

ジョーカー・ゲーム 柳広司(やなぎこうじ)

本作は陸軍内に設立されたスパイ養成学校である【D機関】の精鋭たちが、外国および自国内で諜報戦を繰り広げていきます。D機関の精鋭たちは、みな超人と呼べる能力の持ち主で、卓越した頭脳と観察力で次々と成果をあげていきます。
本作は日本推理作家協会賞と吉川英治文学新人賞のダブル受賞をした柳広司のスパイ小説です。シリーズ作品の第一作であり、映画化もされています。
この小説の魅力は上述した設定もそうですが、それ以上に話の構成が光ります。日本推理作家協会賞を受賞しただけあり、物語は二転三転し、読む手を止めさせてはくれません。本作は短編集となっているのですが、各話に必ず意外な結末が用意されており、読後は思わず膝を打ってしまいました。
超人を描いた小説というのはときにリアリティを削いでしまいますが、本作は違います。この小説の超人には説得力があり、興を削ぎません。絶妙なリアリティが世界観にとどまらせてくれるのです。
月並みな感想になりますが、ハラハラドキドキさせてくれるこの作品はエンタメ小説の傑作だと感じました。

ありがとう寄稿。

遠い未来、人間が老いることがなくなった社会が舞台です。そこでは子どもがほとんど生まれなくなり、数少ない子供のひとりである主人公は、保護者ともに、子どもをレンタルする稼業で生計を立てています。
感想&書評「世界でたったひとりの子:アレックス・シアラー」(ネタバレ注意)感想レビュー・遠い未来、人間が老いることがなくなった社会が舞台です。 #Novel | おすすめ面白い小説用ブログ。

2016年5月23日月曜日

感想&書評「流星ワゴン:重松清」(ネタバレ注意)感想レビュー・主人公は職を失った男性。息子は家庭内暴力を振るい、妻ともうまくいかず…。 #Novel

重松清の『流星ワゴン』は時をかける家族小説

主人公は職を失った男性。息子は家庭内暴力を振るい、妻ともうまくいかず、家庭は行き詰まりを迎えていました。そんな彼の前に不思議な親子が現れ、彼らの自動車に乗って主人公は過去の父親に会いに行きます。
他のタイムトラベルものとは違って、主人公は過去を変えることができません。ただ過去の父親と会話するだけのお話です。しかし、父親との対話によって、主人公は父を許していきます。
だれだって、親に「ああしてほしかった。あれはしてほしくなかった」という部分があると思います。この作品ではどのようにしてそれらの不満を克服していくかが描かれています。家族として生まれてきた苦しみも喜びも、一緒に書かれている小説だと思います。
結末はハッピーエンドではないのですが、少し勇気づけられるような終わり方でした。幸せな話ではないですが、共感や反発を覚えながらも主人公とともにタイムトラベルをしている気分になります。家族って難しいですね。

ありがとう寄稿。

息子の言葉遣いだったりがどことなく丈治さんに似てて、とても微笑ましく感じました。「パパじゃなくて父ちゃん」ずっと会っていなくてもやはり自分の父親は特別なんだと思います。
アワーハウス・OUR HOUSE5話/ドラマ感想&あらすじ・丈治さんと、離婚した妻に引き取られ生き別れとなった息子とのお話(ネタバレ注意)。 #DRAMA - みんなの恋愛ブログ。

2016年5月22日日曜日

感想&書評「I'm sory, mama-アイムソーリー・ママ:桐生夏生」(ネタバレ注意)感想レビュー・孤児院で育った旦那のアパートに火をつけて殺すところから物語が始まります。 #Novel

I'm sory, mama 桐生夏生 孤独な悪魔のような女の物語です。

孤児院で育ち、その後、殺人や放火、盗み、誘拐などを働く孤独な一人の女、アイ子の物語です。
ストーリーはかつての孤児院でお世話になった先生とその25歳年下でかつてアイ子と同じ孤児院で育った旦那のアパートに火をつけて殺すところから物語が始まります。
幼少の頃は売春宿を営むみんなから「お母さん」と呼ばれる人のもとで育ち、その後は孤児院で、その後は職を転々としながら、いろんな人を殺していきます。
また、殺人の仕方、殺人に至るまでの行動、警察の目から逃げ回る時の様子等もなまなましく描かれており、本当に起こった事件のようです。
なぜアイ子は殺人鬼になったか、アイ子の心の闇は何か、アイ子の母は誰なのか何をしているのか、なぜアイ子は母に捨てられたか、を追っていきます。
本当に奇妙でこんな人が世の中にいるのかと思うとぞっとしてしまうのですが、彼女の育ちや孤独、闇を見ていくと、なぜ彼女が殺人鬼になっていったかも納得できます。

ありがとう寄稿。

アニメにも漫画にもなったこの小説ですが、ぜひ小説を読むことをお勧めします! 物語では、実質独裁政権の皇帝に最愛の姉を妾として奪われた少年が、姉を取り戻すために軍人になり、最終的に皇帝にまでなると人生が中心で描かれます。
感想&書評「銀河英雄伝説(田中芳樹著)」(ネタバレ注意)感想レビュー・独裁政権の皇帝に最愛の姉を妾として奪われた少年が、姉を取り戻すために軍人に。 #Novel | おすすめ面白い小説用ブログ。

2016年5月21日土曜日

感想&書評「風が強く吹いている:三浦しをん」(ネタバレ注意)感想レビュー・箱根駅伝出場にかけた大学生10人の情熱。 #Novel

風が強く吹いている 三浦しをん  箱根駅伝出場にかけた大学生10人の情熱

主人公の走は高校時代天才ランナーと呼ばれていたが問題を起こし、退部し、大学も陸上推薦でなく、普通に進学。そんな走がひょんなことから大学のボロイ寮に入り、そこの仲間10人で駅伝チームを組み、箱根駅伝を目指すことに。走と彼を寮に入れたハイジ以外は皆陸上初心者。自分とのあまりのレベルが違い、彼らのことを理解できず、衝突を起こしていくが、徐々に仲間のことも理解し始め、また、仲間も日々レベルアップしていき、彼らが走にとってかけがえのない仲間になっていき、みんな箱根駅伝の予選会から本戦、シード権、と一つ一つ皆同じ目標に向かって努力していく物語です。
まずこんな短期間で箱根駅伝とかまずありえないと思ってしまいますし実際そうと言えますが、ここは物語。陸上だけでなく狭くてボロイ寮で共同生活していくために自然と生まれる男同士の友情や助け合い、日々の笑いなんかも描写されていて、物語ならではの汗臭い泥臭い努力も爽やかに描写されていて、10人の力が一つになればできないことはないと思わせるような作品でした。

ありがとう寄稿。

音楽関係の仕事をしている訳でもなく、曲について誰かと語り合ったりする機会はあまりないので、感動した曲についての感想をライティングしたいと思っています。
ブログに書きたいテーマ:好きな曲についての感想を書きたい、自分の今の心境に合った心に響く曲を紹介する。 - みんなの政治経済ブログ。

2016年5月20日金曜日

感想&書評「黒い家:貴志祐介」(ネタバレ注意)感想レビュー・映画にもなっているので知っている人も多いかもしれません。 #Novel

貴志祐介の黒い家が恐ろしいけど止まらない!

怖いものって見たくないけど、なぜか気になって見てしまいますよね。
そのような小説があります。
貴志祐介の「黒い家」です。

映画にもなっているので知っている人も多いかもしれません。
小説の長さとしては一般的な小説と変わりません。
文庫にして普通の小説と同じように1冊で収まっています。

この「黒い家」ですが始めはそんなに怖いというようなことはありません。
ただ、読み進めていくうちに段々とおかしな展開になっていき、「もしかして・・」と思いながら読み進めることになります。
最終的には「本当か!」「こんなことするなんて!」という内容になっていきます。
最後の方には少しだけグロいような記述がありますが、そんなに気にするほどではありません。
ホラー小説とは言っても、グロい小説ではありませんから苦手な人も気軽に?読めるはずです。

ホラーというと思い浮かべるのは幽霊とか化けものとかですよね。
映画の世界でいえばジェイソンとかゾンビみたいなもの。
ですが、この「黒い家」を読むと本当に怖いものは人間だということがよくわかります。

もしかして、思いながら読み進めていって最後は「やっぱり」となります。
一度読み始めたら最後まで止まりません。

ありがとう寄稿。

書きたいテーマ
ネットショッピングの記事作成には自信があり、また、私のように利用していらっしゃる方も多いので皆様のネットショッピングの意見や感想なども一つの目安として、同時に知りたいと思っております。
ブログに書きたいテーマ:ネットショッピングの評価と口コミを書いてみたいです。 - みんなのブログ。

2016年5月19日木曜日

感想&書評「明日の記憶(荻原浩)」(ネタバレ注意)感想レビュー・若年性アルツハイマー病…ある日、主人公の男性は、ふとカタカナの単語を思い出せなくなります。 #Novel

明日の記憶(荻原浩)病気のお話。感動して泣きそうになりました。

私は荻原浩さんの「明日の記憶」を読んで感動しました。
主人公は中年の男性で、妻と娘がいます。
ある日、主人公の男性は、ふとカタカナの単語を思い出せなくなります。
カタカナを思い出せなくなることはよくあるので、気にしないでいましたが、徐々にエスカレートしていきます。
人物の名前、場所・・主人公の男性の頭から記憶が消えていきます。
心配になって、病院に行くと、診断された病名は「若年性アルツハイマー病」でした。
その後主人公は病気と闘い、苦しんでいくのですが、その描写がリアルで読んでいる方もドキドキしてしまいました。
そして改めて病気の怖さと辛さを再認識しました。
「本当に辛いのだろうな」と胸に迫る思いで読み進んでいきました。
一番印象的だったのは、主人公は陶芸を習っていて、そこの先生を慕っていました。
そこで先生に自分の病気をカミングアウトします。
先生は困惑しながらも以前と同じ態度で接してくれます。
ところが、その先生は、主人公の病気の症状を利用して、利用代を払っていないと嘘をついて、騙します。
信頼していたはずの先生に、そんなことをされて、主人公はショックを受けます。
私は読んでいてあまりに辛くて涙が出そうでした。
その後は病気が進行しつつも主人公は自分を見失わず、懸命に病気と闘っていきます。
その様子が丁寧に書かれていて、感動します。
長編なので読むのは少し大変ですが、おすすめの一冊です。

ありがとう寄稿。

70万盗まれたラーメン店主夫を元気づけたい、という事でサプライズで登場したとんねるず!店主もびっくりしてテンションあがっていましたが、見ている私もテンションがあがりました。
とんねるずのみなさんのおかげでした。2016年4月28日/感想!70万盗まれたラーメン店主夫を元気づけたい、という事でサプライズで登場…(ネタバレ注意)。 #TV - ナカノちゃんねる

2016年5月18日水曜日

感想&書評「青い炎:貴志祐介」(ネタバレ注意)感想レビュー・高校生が完全犯罪を目指す、主人公の父親はろくでなしで、暴力を振るうばかりか妹にも…。 #Nove

貴志祐介の『青い炎』は高校生が完全犯罪を目指す

高校生が完全犯罪、というと快楽殺人かと思う方もいるでしょうが、この作品の高校生は違います。
主人公の父親はろくでなしで、暴力を振るうばかりか妹にも手を出そうとしてきます。主人公は彼から家族を救うために完全犯罪で父親を殺そうと決意します。
犯人視点のミステリーなので、主人公が逃げきれるかどうか、トリックに破綻がないか見ていてはらはらします。普通のミステリーでは犯人が捕まって欲しいですが、この作品では捕まってほしくないのです。
やがて主人公は第一の殺人を隠蔽するために、もう一度殺人を犯さなければならなくなります。その過程もとてもつらかったです。でも人一人殺したのだからそれくらいの事態はありえますよね。
悪い父親から家族を救いたい、という主人公の動機が納得できるものゆえに、殺人という最終手段を選んでしまったことが悲しいです。この手の作品では結末は決まっているのですが、その瞬間も悲しく、それだけに美しかったです。

ありがとう寄稿。

私は、勉強が好きではありません。好きな人は少ないかもしれませんが、自分の学力を試す良い機会と思っている人は意外と身近にいます。好きではないと言いつつ他の人に負けるのが嫌だという人もいます。
私が必死になったのは、専門学校を落ち、浪人と言う立場になったとき・テストのエピソード(勉強が好きではありません)。 #思い出 - みんなの政治経済ブログ。

2016年5月17日火曜日

感想&書評「残穢:小野不由美」(ネタバレ注意)感想レビュー・ノンフィクション風ホラー:物音がするマンションの一室を調べるところから始まる。 #Novel

小野不由美の『残穢』はノンフィクション風ホラー

小野不由美の『残穢』は主人公である「私」がおかしな物音がするマンションの一室を調べるところから始まるホラーです。
詳しく読むと「私」は著者である小野不由美をモデルにしていることがわかります。それによってこの作品は、本当か嘘かわからない、ノンフィクション風のホラーになっています。
「私」は部屋の調査を進めるうちに、この怪異がひとつの部屋にとどまらず、さまざまな場所に広がっていることに気づきます。怪異の本元はどこなのか、調べれば調べるほどわからなくなっていきます。
ドラマチックな場面があるわけでもなく、ホラーとしては非常に地味な作品です。しかし読み終えると、薄ら寒いような気持ち悪さを覚えます。まるでこの本が「穢れ」そのもののような錯覚を覚えます。
もちろんフィクションではあるのですが、「こういうことがあるかもしれない」ということを思わさせられる生々しさがあります。ある意味わかりやすいホラーより厄介かもしれません。

ありがとう寄稿。

いよいよ試合になってくるのです。不安にもなってくると思う中で自信を持つ様にもなる中でどの様な形で進んで行くのかがかなり見物でもあるものです。
メジャー-MAJOR 2nd 3巻第23話「プレイボール」(満田拓也)感想&あらすじ・卜部からは序盤に嫌味を言われるのです…ネタバレ注意。 #マンガ - ナカノ実験室

2016年5月16日月曜日

感想&書評「アルジャーノンに花束を:ダニエル・キイス」(ネタバレ注意)感想レビュー・知的障害のある青年が知能を発達させる手術を受ける小説。 #Novel

ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』は悲しいSF

『アルジャーノンに花束を』は知的障害のある青年が知能を発達させる手術を受ける小説です。
この小説は日記形式の形で描かれており、序盤は小学生のような文章を書いていたのが、徐々に専門的な大人っぽい文章になっていくのが特徴です。その文章を読んでいるだけで読者は主人公の知能が改善していることを実感することができます。
しかし、物語の中盤で、徐々に知能が下がっていくことが判明し、主人公は混乱していきます。賢くなることは本当に幸せなのか、その問題を読者に問いかけてきます。
タイトルの意味はラストシーンで判明します。読破したあとタイトルを読み返すと、その美しさにしみじみします。本当にこの本にはこのタイトルしかありません。
ドラマ化や映画化もされた作品ですが、それだけ愛される内容とテーマがあったからこそでしょうね。SFとしては読みやすく、初心者向けだと思います。あまりSFのことはわからないという人にも気軽に読めるのではないでしょうか。

ありがとう寄稿。

日本人だけでなく、日本語勉強中の外国人からもよく読まれているようです。大学で教えているところもあるようです。また、映画も見られているようです。私自身も数人の外国人の友達から読んだことあるか聞かれました。
感想&書評「二十四の瞳(壺井栄」(ネタバレ注意)感想レビュー・波乱に満ちながらも強く生きた女子先生。 #Novel | おすすめ面白い小説用ブログ。

2016年5月15日日曜日

感想&書評「夏と花火と私の死体:乙一」(ネタバレ注意)感想レビュー・友人に殺された少女が一人称で死体を隠されるまでのことを語っていく。 #Novel

乙一の『夏と花火と私の死体』は死体視点のサスペンス

この表題作は怖い話が苦手な人は注意です。
そこまでグロデスクというわけではありませんが、まず主人公が死体です。友人に殺された少女が一人称で死体を隠されるまでのことを語っていくのです。
その過程が本当に恐ろしいです。文章そのものは淡々としているだけに、起こった殺人の異常さが際立ちます。犯人たちが小学生というところも怖さに拍車をかけています。
物語は終盤で意外な展開を迎えます。そこまでの伏線の貼り方もすばらしく、短編サスペンスとして優秀な仕上がりになっています。怖い話が好きという人は一回読んでみて欲しい作品です。
この本にはもう一作短編が収録されています。こちらもなかなか恐ろしい展開をします。こんな作品をたくさん書ける著者の才能がすごいです。
怖い本なので誰にでもおすすめできる内容ではないのですが、ぞくぞくするような作品が読みたいという方にはおすすめしたいです。きっと恐怖で震え上がること間違いなしのホラーです。

ありがとう寄稿。

本業の仕事は休みでも、子供を楽しませるという仕事が待っているのです。
横須賀にあるソレイユの丘に行きました・2016年ゴールデンウィーク日記・回数券を購入して、ふれあい動物園、芝ソリ、ゴーカートやミニショベルカーなどを子供たちと一緒に楽しみました。 | 安心の在宅ワーク!稼ぐ人の口コミ・ブログライティング。

2016年5月14日土曜日

感想&書評「海と毒薬:遠藤周作」(ネタバレ注意)感想レビュー・米兵を生きたまま解剖した事件をテーマにした作品。 #Novel

遠藤周作の『海と毒薬』は重いテーマの作品

遠藤周作の『海と毒薬』は戦時中、米兵を生きたまま解剖した事件をテーマにした作品です。
それだけでぞっとするような題材なのですが、怖いのは、この本の登場人物たちはどちらかといえば平凡な人たちです。平凡な人たちが起こしたからこそ、恐ろしい話です。
当時の医師や看護婦が、事件を語るさまは本当に現場を見てきたようです。もちろんこの作品はフィクションで、実際に起こった事件とは別物なのですが、それだけではない臨場感を感じます。
そしてこの作品で扱っているものは「日本人の倫理観」というものもあります。神様を信じない日本人はどのようにして倫理観を持つのか、それについて深い考察がなされています。そういうところもこの作品の見どころの一つですね。
明るく楽しい本とはいえない小説なのですが、それだけ考えさせられるものがある小説です。面白い、とは少し違いますが、自分だったらどうするかという気持ちにさせてくれます。人間は恐ろしいですね。

ありがとう寄稿。

予想通り渋滞もなく、ドライブを楽しんだ帰り道、高速道路の対向車線で交通事故があったようで、車が逆さまになっているのを見ました。
交通事故の多さを実感したドライブになりました。2016年ゴールデンウィーク日記・前半の3連休と後半の3連休との間に平日が1日。 - みんなの恋愛ブログ。

2016年5月13日金曜日

感想&書評「赤朽葉家の伝説:桜庭一樹」(ネタバレ注意)感想レビュー・未来視のできる祖母が製鉄をいとなむ家に嫁入りし、レディースだった母が漫画家に。 #Novel

桜庭一樹の『赤朽葉家の伝説』は戦後の歴史が見える

桜庭一樹の『赤朽葉家の伝説』は祖母、母、そして語り手の「わたし」の三代の物語です。
未来視のできる祖母が製鉄をいとなむ家に嫁入りし、レディースだった母が漫画家になって家計を支え、何も持たない「わたし」が現代の赤朽葉家を語るという形式になっています。
正直小説としてリアリティがあるほうではなく、ありえないだろうと言いたくなる展開が多々あります。しかし不思議とおかしな展開がしっくりきてしまうところがすごいです。
それは小説に流れているそれぞれの時代や世代の価値観が、なんとなくありそうだなと思えるからかもしれません。嘘と本当が入り混じるような不思議な感覚を覚えます。
キャラクターが非常に多いのですが、赤朽葉家の人々はみな個性的ですぐ覚えられます。個人的に好きだったのは鞄(人名)です。奇妙な人名もこの作品の特徴の一つですね。
万人におすすめできる小説ではないですが、この説明でぐっとくる方は読んでみる価値はあると思います。

ありがとう寄稿。

この内容に関しては復活のキッカケにもなってくるものです。そこからはかなりワクワクするものです。
メジャー-MAJOR 2nd 3巻第20話「10年早いよ」(満田拓也)感想&あらすじ・大吾の課題でもある「肩」の弱点を寿也はどの様な形で克服出来るのか…ネタバレ注意。 #マンガ - ナカノ実験室

2016年5月12日木曜日

感想&書評「世界でたったひとりの子:アレックス・シアラー」(ネタバレ注意)感想レビュー・遠い未来、人間が老いることがなくなった社会が舞台です。 #Novel

アレックス・シアラーの『世界でたったひとりの子』はちょっと怖いSF

ちょっと怖いSFといっても、グロデスクなシーンがあるのではありません。
遠い未来、人間が老いることがなくなった社会が舞台です。そこでは子どもがほとんど生まれなくなり、数少ない子供のひとりである主人公は、保護者ともに、子どもをレンタルする稼業で生計を立てています。
この舞台設定がなかなか恐ろしいのです。子どもが生まれなくなったことによって、子どもの価値が高まり、主人公のようにレンタルされてしまうようになるのです。そして子どもを子どものままの外見でいさせる特殊な手術があり、主人公はそれを受けさせられそうになります。
風刺的で、ぞっとする設定だと思いませんか。主人公は手術が受けたくないために逃げることにし、その先でさまざまな人に出会います。
フィクションではあるのですが、少子高齢化社会を風刺したような内容はなかなか恐ろしい話です。物語の筋も最後まではらはらさせられっぱなしです。児童文学とはいえ刺激的な内容でした。

ありがとう寄稿。

私もゆとりと呼ばれる世代ですが、本当に共感できることが多いドラマで楽しく見てます。ドラマの中では、常識的な考えの下で、怠けてハリのない後輩にミスを指摘するもパワハラだと訴えられて自宅謹慎にまでなってしまいました。
ゆとりですがなにか3話/ドラマ感想&あらすじ・怠けてハリのない後輩にミスを指摘するもパワハラだと訴えられて自宅謹慎に(ネタバレ注意)。 #DRAMA - みんなの恋愛ブログ。

2016年5月11日水曜日

感想&書評「陰陽師:夢枕獏」(ネタバレ注意)感想レビュー・映画やドラマ、舞台など、すで何度も映像化されている人気シリーズ。 #Novel

美しく妖しき平安の世界、夢枕獏の「陰陽師」

夢枕獏といえば、最近映画化された「神々の山嶺」も非常に有名ですが、ぜひ読んでおきたいのが「陰陽師」シリーズ。
こちらもすでに映画やドラマ、舞台など、すで何度も映像化されている人気シリーズです。
平安時代の有名な陰陽師安倍晴明と、友人の貴族源博雅が活躍する伝奇小説。不思議な鬼や妖と晴明達、そしてそれを取り巻く人々の悲喜こもごもが繊細に描かれたストーリーが時におかしく、時に胸を打ちつつ、絵巻物のように綴られています。
そして、このシリーズでぜひ味わっていただきたいのが、文章の美しさです。なめらかでリズムのよい文章にぐいぐいと物語の中に引きこまれ、自分が文字を読んでいるということすら忘れてしまいそうになります。
冒頭に出てきた「神々の山嶺」では、骨太で迫力のある表現が物語に現実味をもたせてくれているのに対し、「陰陽師」シリーズでは美しく古風な表現が読者を摩訶不思議な世界へと誘ってくれます。
巷に飾られるお雛様を横目で眺めつつ、雅な平安の世界へとタイムスリップしてみてはいかがでしょうか?

ありがとう寄稿。

一度は取り戻そうとした光が再び失いかけようとするのです。それに伴い周囲の反応にもかなりリアルに出てしまうのも分かるものです。
メジャー-MAJOR 2nd 3巻第18話「うそだ!!」(満田拓也)感想&あらすじ・光の転校について周囲もかなり驚きの反応を示すのです…ネタバレ注意。 #マンガ - ナカノ実験室

2016年5月10日火曜日

感想&書評「赤毛のアン: L・M・モンゴメリ」(ネタバレ注意)感想レビュー・縮まっては離れてゆくギルバートとの恋の行く末。 #Novel

赤毛のアン  L・M・モンゴメリ 明るい生き方最高

私のおススメするのは「赤毛のアン」。人と好きな小説の話になると必ずおススメするのですが10人に紹介してもきちんと読んでくれるのは良くて1人・・・なのが残念なほどに心をとらえて離さない作品です。なんといってもアンのキャラクター!前向きで明るい考え方に何度涙を流し、腹がちぎれるほどに笑ったことか。幾つも続く物語の早々に天に召されてしまうマシュー。なんだかんだでアンに愛情たっぷりのマリラ。縮まっては離れてゆくギルバートとの恋の行く末。とにかくキャラの立ち具合が抜群です。読んだら行きたくなるカナダはプリンス・エドワード島。作者の自然への愛情も深くページをめくるたびに光景がたやすく目に浮かんできます。自分が薦められ読んだのは30歳頃ですが小さい頃に読みたかったな~と。爽やかな読後の気分以上に悔しかった想いも生まれるほど。子供の頃読んでも、子供を育てながら読んでも、子供が1人立ちしてから読んでも物語はそれぞれに違う感想を運んできてくれること間違いなしの作品です。

ありがとう寄稿。

最初にこのシリーズに出会ったのは毎回ネット検索をかける際に出てくる広告で、ヲタク感バリバリの一コマに惹かれたからです。
ヲタクに恋は難しい2巻(ふじた著)感想ネタバレ注意!あらすじ・主人公:成海(なるみ)の彼:宏嵩(ひろたか)のちょっぴり切ない過去話、樺倉(かばくら)&小柳(こやなぎ)のちょっとほのぼの…。 #COMIC | 大人がおすすめる漫画日記。

2016年5月9日月曜日

感想&書評「銀河英雄伝説(田中芳樹著)」(ネタバレ注意)感想レビュー・独裁政権の皇帝に最愛の姉を妾として奪われた少年が、姉を取り戻すために軍人に。 #Novel

銀河英雄伝説(田中芳樹著)は小説が素晴らしいです!

アニメにも漫画にもなったこの小説ですが、ぜひ小説を読むことをお勧めします! 物語では、実質独裁政権の皇帝に最愛の姉を妾として奪われた少年が、姉を取り戻すために軍人になり、最終的に皇帝にまでなると人生が中心で描かれます。フィクションですが、戦争や身分差別、英雄と讃えられた人それぞれの孤独や悲哀、人間の性(さが)や愛がリアルに細かく書かれていて、当時まだ中学生だった私は衝撃を受けした。また表現が豊かで世界に引き込まれ、徹夜したことを覚えています。著者は小説を通して、戦争や身分差別等の愚かさをバッサリと切っていき、重いお話になる時もあります。けれど、そんか重さをさらりと流してくれる、登場人物の魅力や、時には掛け合い漫才のような笑える話もたくさんあります。特に外伝はそうですね。アニメや漫画も面白いのですが、小説ならではの文章の面白さが、この小説にはありますので、まだの方はぜひぜひ読んでみてほしいです。

ありがとう寄稿。

志村園長とチンパンジーのパン君が久々に会いました。
今回は志村園長がパン君にお掃除道具をいろいろ渡して、水槽の汚れを掃除していました。
天才!志村どうぶつ園2016年4月30日放送/感想!志村園長がパン君にお掃除道具をいろいろ渡して、水槽の汚れを掃除…(ネタバレ注意)。 #TV | アフィリエイト収入で生活したいブログ。

2016年5月8日日曜日

感想&書評「百瀬、こっちを向いて。(中田永一)」(ネタバレ注意)感想レビュー・電子書籍のおすすめに上がっていたので読んでみました。 #Novel

百瀬、こっちを向いて。(中田永一)  甘くも切ない青春物語です。

電子書籍のおすすめに上がっていたので読んでみました。
主人公と主人公がお兄さんのように慕っている幼馴染、その彼女、幼馴染のもう一人の彼女が織りなす青春物語です。主人公ノボルはいわゆる冴えないダサい感じの高校生ですが、ある日、兄のように慕っている宮崎の依頼で百瀬と付き合っているふりをすることになります。それは宮崎の彼女、神林にばれてしまうのを防ぐため。
クラスで、学校でノボルと百瀬は付き合っているのに演じ続けたり、宮崎達とダブルデートに出かけたりしますが、そのうち、自分のダサさをわかっているため、また、自分の百瀬に対する感情の変化にも気づいていき、そうしていることが辛くなっていってしまいます。
付き合っているふりをしていて本当に感情が芽生えていくのは小説やドラマでもよくある題材ですが、中田先生の書く主人公の感情描写も繊細で、また、ノボル、百瀬、宮崎ほど出番がない神林の感情描写のインパクトのつけ方には脱帽でした。最後を読むまで彼女の意図には気づかず、やられた、と思ってしまいました。
私は小説しか読んでいませんが、映画化もされているようなので、今度はぜひ映画で見てみたいと思える作品でした。

ありがとう寄稿。

ファンタジー、現代、サーカス・・・独特の世界観と魅力的なキャラクターを書く紅玉(こうぎょく)いづきさんの待ちに待った新刊です。
大正箱娘(紅玉いづき)感想ネタバレ注意!あらすじ・続き物らしく、今後続編を匂わせる終わり方をしています…。 #COMIC | 大人がおすすめる漫画日記。

2016年5月7日土曜日

感想&書評「ムーンライトシャドウ(吉本ばなな)」(ネタバレ注意)感想レビュー・主人公の恋人が事故で亡くなり、その後も忘れられずにいたところ、不思議な女性と出会い。 #Novel

ムーンライトシャドウ(吉本 ばなな) 悲しいけどスッキリ。


キッチンの文庫本を買って読みましたが、中には『キッチン』、『満月』(キッチンの続編だが、展開がガラっと変わる)、『ムーンライトシャドウ』(先2作とは全く別)の3作が入っていました。その中でもっとも私の心に響いたのが『ムーンライトシャドウ』でした。
元々はキッチンを読みたくて購入したのですが、最後の『ムーンライトシャドウ』を読んでいるうちに、なんかどこかで聞いたことあるストーリーと似てるな、と思ったら、すぐに思い出しました。私のお気に入りの歌、マイク・オールドフィールド の『ムーンライトシャドウ』に影響を受けているようなストーリーです。
小説は主人公の恋人が事故で亡くなり、その後も忘れられずにいたところ、不思議な女性と出会い、彼女のペースに入って行って、最後は不思議な体験をするというのが簡単なストーリーですが、もうこれ以上彼には会えないのかと思うと涙が出てきましたが、同時にその不思議な体験はスッキリもさせてくれました。
歌の『ムーンライトシャドウ』とストーリーはもちろんストーリーは異なりますが、風景描写、恋人に対する思いの描写等は影響されてはいるものの、小説らしい、吉本先生らしいわかりやすくも単純でない言葉で表されています。
これから読もうという方は歌も聞いてみるといいかもしれません。

ありがとう寄稿。

私の次回の希望としては黒ひげ達によって壊滅させられてた革命軍の詳細(特にドラゴンとサボ)について語り明かされ、サボがルフィー達と合流してビックマムにさらわれたサンジの救助に手助けをして、サボの戦いをもっと早く見たいです。
海賊ごっこ・ワンピース-ONE PIECE第824話「確定ネタバレ注意!」感想&825話予想+あらすじ・サンジは結婚相手のプリンの写真を見て大興奮…週刊少年ジャンプ感想21・22号2016年 | 大人がおすすめる漫画日記。

2016年5月6日金曜日

感想&書評「二十四の瞳(壺井栄」(ネタバレ注意)感想レビュー・波乱に満ちながらも強く生きた女子先生。 #Novel

二十四の瞳(壺井栄) 波乱に満ちながらも強く生きた女子先生

日本人だけでなく、日本語勉強中の外国人からもよく読まれているようです。大学で教えているところもあるようです。また、映画も見られているようです。私自身も数人の外国人の友達から読んだことあるか聞かれました。皆、口をそろえて「よかった」、「泣いた」、「私も大石先生大好きです」などと言われます。もしおすすめを聞かれた場合は是非薦めてみてください。
戦時教育を生徒たちに押し付けずに、教壇を去ったり、大事な生徒が戦争へ行ってしまったり、戦時中に夫と末娘をなくしたり、戦後、かつての大事な生徒を戦争や戦争からくる貧しさのために無くしたりとまさに時代に翻弄され、大きな悲しみを背負いつつも決して教育者としての芯が揺らぐことなく生き続けたところに多くの人が共感するのでしょう。
今は豊かになり、当時を語り継げる人も減ってきていますが、この小説は多くの人が背負った悲しみをしっかりと描写していますので、戦争のころの本を読む時にはぜひこちらも読んでいただければいいと思います。

ありがとう寄稿。

カイドウと出会った最悪の世代達はアプーやキッドのその後からも仲間割れした様な印象があります。カイドウの能力が早く明かされることを望みます。
確定ネタバレ注意!ワンピース-ONE PIECE第824話「海賊ごっこ」感想&825話予想+あらすじ・カイドウの酒に酔っている。泣き上戸や怒り上戸の中に、金棒を持っているなど、酒呑童子=鬼を連想…週刊少年ジャンプ感想21・22号2016年 - みんなのブログ。

2016年5月5日木曜日

感想&書評「大きな森の小さな家(ローラ・インガルス・ワイルダー)」(ネタバレ注意)感想レビュー・プラムクリークやシルバーレイクでの生活、主人公のローラが大人になった話と後に続きます。 #Novel

大きな森の小さな家(ローラ・インガルス・ワイルダー) 大好きだったシリーズの一作目

アメリカの西部開拓時代の物語ですが、こちらはタイトルのとおり、大きな森の中でインガルス一家が力を合わせて生きていく物語です。この後に続くシリーズでは大草原の中で生活していくもの、プラムクリークやシルバーレイクでの生活、主人公のローラが大人になった話と後に続きますが、本作はまだローラが幼いころで自給自足、つまり大自然の中ですべて自分で賄っていくわけですが、文章は三人称であるものの、幼いローラ目線であらゆることが楽しそうに描かれています。もちろんそこで生活する厳しさも文章で伝わってきます。
いまでは豊かでなんでも手に入るアメリカを昔の人はどうやって開拓していったのか、大自然の中に住んでいるからこそ遭遇する試練、どのように子育てをしていたのか、家族がどうやって助け合いながら生きていたのかを、厳しさを表現しつつも小学生でも読みやすいように書かれています。
この後のシリーズはローラや姉のメアリーの成長ももっと多く描かれていて、更に多くの困難を乗り越えていくさまも描かれていて、本作よりも読み応えのあるものになっていきますが、まずは本作からスタートするのがおすすめです。

ありがとう寄稿。

身長170センチ近くあります。可愛い系ファッションに憧れるけど、似合いません。しかも年齢的にも厳しいし、顔も可愛い系が似合うタイプじゃなくて、残念ながら可愛い系は諦めました。
高身長女子に似合うファッションって?夏の自由研究(身長170センチ近くあります)。 #研究 - みんなの政治経済ブログ。

2016年5月4日水曜日

感想&書評「ブラームスはお好き:フランソワーズ・サガン」(ネタバレ注意)感想レビュー・主人公は再三恋人の浮気に悩んでいたのですが。 #Novel

フランソワーズ・サガンの「ブラームスはお好き」が切なすぎる

サガンといえば、17歳で「悲しみよこんにちは」を書いた天才ですが、私は彼女がもう少し成長してからの作品、「ブラームスはお好き」が一番好きです。
フランスはアムールの国とは言え、恋人の浮気には世界中の女性が苦しむと思います。主人公は再三恋人の浮気に悩んでいたのですが、ある時、自分のことを一途に愛する青年と出会い、恋に落ちます。しかし彼はまだ若く、彼女は自分には不釣り合いだと感じてしまうのです。逃げれば追うのが男性の心理で、浮気性の元彼も反省したと言いつつ復縁を迫ってきます。不器用だけれども一途で魅力的な青年と、立ち回りが上手く浮気性のパートナー、どちらと付き合えば上手くいくかなど、分かりきったことです。
しかしおそらくほとんどの大人の女性が身にしみてわかるように、相手が魅力的だから、優しいから好きになれるわけではないのです。そしてそれ以上に、いろんなことが見えすぎて、新しい恋に踏み出せないのが大人です。バカバカしいけども、純粋な、堂々めぐりを、賢くちょっとひねくれた視点で冷静に描いているサガンに脱帽する作品です。

ありがとう寄稿。

今回の「奇跡の1枚」も、とても夢を与えてくれました。
ほんとにみんな別人です。中には素が出ている物もありますが・・(笑)
金曜★ロンドンハーツ・プロの技で大変身写真「奇跡の1枚」2016年4月22日/感想!横澤夏子さん!春部門では、とってもかわいくて…(ネタバレ注意)。 #TV | 大人がおすすめる漫画日記。

2016年5月3日火曜日

感想&書評「十字架(重松清) 」(ネタバレ注意)感想レビュー・いじめで自殺した中学生と残された人々の人生を題材にした、とても重く、悲しい小説。 #Novel

十字架(重松清) いじめを題材にした、考えさせられる小説です

いじめで自殺した中学生と残された人々の人生を題材にした、とても重く、悲しい小説です。
中学2年生でいじめを苦に家の庭で首を吊って自殺したフジシュン。遺書には4人の同級生の名前が書かれていました。いじめの首謀者だった2人の他に、親友と名指しされたユウと、ごめんなさいと謝られたサユ。実際にはそこまで親しい間柄ではなかった2人ですが、フジシュンの葬儀で父親に、「親友ならなぜ助けなかった」と詰め寄られ、14歳にして親友を見殺しにしたという十字架を背負い生きていくことに。一方でサユは、フジシュンの自殺の直前に電話がきていたのに冷たくあしらってしまったことを後悔し続けます。
息子を失った「あの人」が彼らを許すことはなく、一生消えない十字架を背負い生きていく。フジシュンが死んでから20年間、「あの人」との約束を果たすためにユウはどう生きていくのか。
いじめが良くないのは当たり前です。それでも無くならないのが現実です。この本を多くの人が読み、少しでもそのSOSに気づき、勇気を出して手を差し伸べる人が増えることを願います。もちろん私自身もそうありたいと思いました。

ありがとう寄稿。

逆に疲れるのは一日のノルマの仕事をこなすためには、自宅でずっとパソコンに向き合って仕事をしなくてはなりません。
いい所は、外に行かなくても良くて、自分の好きな時間に仕事が出来ることですが…仕事のメリハリがなくなるところ・在宅ワークで疲れる時。 | 安心の在宅ワーク!稼ぐ人の口コミ・ブログライティング。

2016年5月2日月曜日

感想&書評「給食のおにいさん」(ネタバレ注意)感想レビュー・厨房内について知ることができます。 #Novel

「給食のおにいさん」給食現場で起こる喜怒哀楽の物語が楽しい!

この本は学校給食をテーマとした小説で3巻完結型物語です。
大人となった今では懐かしい学校給食。各学校に給食室(厨房)がない、というのも珍しくなくなりましたが、この物語は自校給食のお話です。普段入る機会のない厨房内について知ることができます。
一体中では何が起こっているのか、普段どんなことに気を付けていて、何が壁となって苦労しているのか…そんなことを小説を読みながら楽しく理解できます。

この本を読んでいると、給食だけでなく今学校で起きている様々な問題も知ることができて、それらが食の面から解決できることもあるのかと勉強になりました。また、作ってくださる栄養士さん・調理師さんたちの苦労を知って、今更ながら感謝の気持ちが持てます。当たり前のように食べていた給食の裏には沢山の苦労や思いが詰まっていたんだな、と懐かしく思いました。
給食好きな方、お子さんのいる家庭や、実際に給食を食べている子どもたち、学校で働く先生方にも読んで頂きたい一冊です。

ありがとう寄稿。

事件を早々に解決に導こうとする人物がいるのです。それを「仁王」ですがかなり見方を考えると不思議な展開にもなってくるものです。
スーパー刑事 スペシャル 第1話「キソウの仁王」感想&あらすじ・被害者家族にも報告を必ず行うのですが逆にその後の行為に関して…ネタバレ注意。 #マンガ - みんなの芸能ブログ。

2016年5月1日日曜日

感想&書評「白夜行:東野圭吾」(ネタバレ注意)感想レビュー・幼いころ犯罪を犯した二人の男女が、お互いのために罪を犯し続ける。 #Novel

東野圭吾の『白夜行』は怖くてちょっと切ない

東野圭吾の『白夜行』はちょっと怖いけれど印象深い小説です。
幼いころ犯罪を犯した二人の男女が、お互いのために罪を犯し続ける話です。
女の子のほうが悪女だという人もいるんですが、私はそうは思わないんですよね……。というか男のほうも同じくらい悪いですし。お互いに依存関係にある感じがとても恐ろしいです。
それでいて、どこか「ここまで愛を捧げられたら幸せだろうな」という部分もあります。そう思ってしまうこと自体怖いことなのですが。
ドラマ化や舞台化もされている、東野圭吾作品では有名な作品のひとつです。私もドラマは見ました。映像がつくと違った味わいになりますね。でもメディアミックス作品より、小説のほうが空恐ろしい感じは強いと思います。心理描写が少ない分、えたいのしれなさが強いんですよね。
いろいろな見方のできる作品だと思います。苦手に思う人もいそうですが私はとても面白かったです。犯罪小説ってこういうものだと感じました。

ありがとう寄稿。

ゲストは大泉洋で北海道物産展のグルメをかけてデスマッチを行いました。速押しボタンで回答しますが、大泉さんのボタンを隣にいる櫻井翔さんが押してしまい答えらない大泉さんというくだりが面白かったです。
嵐にしやがれ:ゲスト大泉洋/感想!北海道物産展のグルメをかけてデスマッチを行いました…(ネタバレ注意)。 #TV - みんなの芸能ブログ。

人気の投稿

ブログ アーカイブ