西の魔女が死んだ 梨木香歩 梨木香歩にハマった一冊
不登校の少女「まい」は、祖母のもとで魔女の手ほどきを受けることに…。少女と祖母のやりとりを通じて描かれる、爽やかな自然と思春期の少女の心は、宮崎アニメで感じられるような、すがすがしさを私に感じさせてくれました。幸せに生きるためのヒントが書かれた一冊だとも思います。私はこの小説を喫茶店で読んでいたのですが、読み始めるやいなや、その世界観にあっという間に引き込まれ、本が閉じられなくなり、最後には涙がこらえきれなくなってしまったことを覚えています。この時以来、この作品は私の好きな小説の不動の1位で、以降この作品を超えるものに未だ出会ってはいません。映画化もされ、実際に私は映画も見ましたが、この感動は本で読まなければ味わえないと思います。この本をきっかけに梨木香歩さんの小説に興味を持ち、私は彼女の小説を片っ端から読むようになりました。梨木さんは植物を中心とした風景の描写は本当に上手だと思います。中高生でも気軽に読めます。若い時にこういう良書に出会うことで、若い人たちにもっと読書の愉しみを知ってほしいと思います。
ありがとう寄稿。
『古事記』や『日本書紀』の一節を知っている人はいても、なかなか全編を読み通したことがある人はいないでしょう。
感想・書評「神話で読みとく古代日本:松本直樹」ネタバレ注意・本書の中には、建国神話の形成・記紀神話の読み方・出雲と大和王権の3つの内容が収まっており、日本の古代神話の深遠な世界に触れることができます(レビュー)。 #読書 - みんなの政治経済ブログ。