辻村深月「ツナグ」は心にしみる感動小説です
大好きな辻村深月さんの「ツナグ」を紹介してみたいと思います。一生に一度だけ、死んだ人と再開したいという願いを叶えてくれる存在「ツナグ」。
都市伝説のような話だけど、本当にツナグを必要としている人はツナグに会えるんです。
大好きだったアイドルに会いたいOLや、失踪した婚約者に会いたい男性など、さまざまなお話を楽しむことができます。
どれも1話100ページ程度で、サラっと読めてしまいます。
読み進めていくうちに、物語の主人公はツナグ本人に移り変わっていきます。
高校生である歩美が、なぜツナグというものをすることになったのか。
両親や祖母との関係も複雑に絡み合った物語は、ついつい一気読みしたくなるほど夢中になります。
作品は「死」を扱っているから、どれも心にしみるエピソードになっています。
死んでしまってから気づくこと。
死んでもなお、相手を気遣い続けていること。
ツナグは「死」を書きながらも、「生きる」ことを考えさせられる物語だと思います。
ありがとう寄稿。
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