れんげ荘(群ようこ)ここに私がいると思えた本。
いろいろな本を読みますが、どの本にも私のような人間は出てきませんでした。女性で年代が上だとほとんどが主婦。それかキャリア女性でお金がある。そして、どの小説にも、恋が始まるような男性が出てきます。しかし、まあ私のような年ばかり重ねて、仕事もあまりしておらず結婚もせず、恋なんて始まるような気配もない人にはちょっとそのような小説は耳が痛いものです。こちら、れんげ荘の主人公は全貯金をはたいて月10万円の貧乏暮らしを無職で一生送ろうとしています。私にとっては夢のような生活です。しかも少し手の届きそうな夢です。男性がほとんど出てこないのもとてもいいと思いました。主人公は本当に夢の無職になってしまうのですが、そこにはちょっとした困難が待ち構えています。それを乗り越えながら心穏やかな生活を送る。この小説を読んでいて、久しぶりに自分に重ね合わせられる夢を見ることができました。どの本にもちょっと主人公が自分と合わないなと思う方はこの本おすすめです。
ありがとう寄稿。
主人公は松之宮遥という男性の探偵。彼は、恩師である藤枝博士の紹介で事務所の助手として高苑真夜という少女を雇います。真夜は大変賢く、推理力や知識は遥をしのいでいるように見えます。
幻影博覧会・全4巻(冬目景)感想&あらすじ・主人公は松之宮遥という男性の探偵。恩師である藤枝博士の紹介で…ネタバレ注意。 #マンガ - ジャンプ部屋ブログ