2016年5月3日火曜日

感想&書評「十字架(重松清) 」(ネタバレ注意)感想レビュー・いじめで自殺した中学生と残された人々の人生を題材にした、とても重く、悲しい小説。 #Novel

十字架(重松清) いじめを題材にした、考えさせられる小説です

いじめで自殺した中学生と残された人々の人生を題材にした、とても重く、悲しい小説です。
中学2年生でいじめを苦に家の庭で首を吊って自殺したフジシュン。遺書には4人の同級生の名前が書かれていました。いじめの首謀者だった2人の他に、親友と名指しされたユウと、ごめんなさいと謝られたサユ。実際にはそこまで親しい間柄ではなかった2人ですが、フジシュンの葬儀で父親に、「親友ならなぜ助けなかった」と詰め寄られ、14歳にして親友を見殺しにしたという十字架を背負い生きていくことに。一方でサユは、フジシュンの自殺の直前に電話がきていたのに冷たくあしらってしまったことを後悔し続けます。
息子を失った「あの人」が彼らを許すことはなく、一生消えない十字架を背負い生きていく。フジシュンが死んでから20年間、「あの人」との約束を果たすためにユウはどう生きていくのか。
いじめが良くないのは当たり前です。それでも無くならないのが現実です。この本を多くの人が読み、少しでもそのSOSに気づき、勇気を出して手を差し伸べる人が増えることを願います。もちろん私自身もそうありたいと思いました。

ありがとう寄稿。

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