2016年5月21日土曜日

感想&書評「風が強く吹いている:三浦しをん」(ネタバレ注意)感想レビュー・箱根駅伝出場にかけた大学生10人の情熱。 #Novel

風が強く吹いている 三浦しをん  箱根駅伝出場にかけた大学生10人の情熱

主人公の走は高校時代天才ランナーと呼ばれていたが問題を起こし、退部し、大学も陸上推薦でなく、普通に進学。そんな走がひょんなことから大学のボロイ寮に入り、そこの仲間10人で駅伝チームを組み、箱根駅伝を目指すことに。走と彼を寮に入れたハイジ以外は皆陸上初心者。自分とのあまりのレベルが違い、彼らのことを理解できず、衝突を起こしていくが、徐々に仲間のことも理解し始め、また、仲間も日々レベルアップしていき、彼らが走にとってかけがえのない仲間になっていき、みんな箱根駅伝の予選会から本戦、シード権、と一つ一つ皆同じ目標に向かって努力していく物語です。
まずこんな短期間で箱根駅伝とかまずありえないと思ってしまいますし実際そうと言えますが、ここは物語。陸上だけでなく狭くてボロイ寮で共同生活していくために自然と生まれる男同士の友情や助け合い、日々の笑いなんかも描写されていて、物語ならではの汗臭い泥臭い努力も爽やかに描写されていて、10人の力が一つになればできないことはないと思わせるような作品でした。

ありがとう寄稿。

音楽関係の仕事をしている訳でもなく、曲について誰かと語り合ったりする機会はあまりないので、感動した曲についての感想をライティングしたいと思っています。
ブログに書きたいテーマ:好きな曲についての感想を書きたい、自分の今の心境に合った心に響く曲を紹介する。 - みんなの政治経済ブログ。

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