荻原規子の『西の善き魔女』はわくわくする少女小説
『西の善き魔女』は田舎に住んでいた少女、フィリエルが実は王族の血を引くことが判明し、そこから陰謀やこの世界の秘密に触れていく少女小説です。フィリエルは王宮で社交界に紹介されたり、女子学園にあずけられたり、女の子の夢をいろいろ叶えてくれます。さすが少女小説です。
しかしこの小説はそれだけではなく内容が面白いのです。フィリエルが本当に死にかけたり、幼なじみであるルーンがひどい目にあったり、ハードな展開をすることもあります。それでもフィリエルの明るさが読者を支えてくれます。
それからロマンスも少女小説の重要な部分ですね。この作品は幼なじみという設定が好きな人にはたまらない内容だと思います。フィリエルとルーンの恋愛模様は本当にかわいらしいです。それゆえに、先が不安になることもあるのですが……。
少女小説の金字塔として扱われることもある作品なので、いろんな人に読んで欲しい小説です。冒険や恋でわくわくしたい人におすすめします。
ありがとう寄稿。
乃木坂46は名前しか知りませんでしたが、彼女らの楽曲である「命は美しい」がとても好きで、どんな少女グループなんだろうと思って、知ったのがきっかけです。
感想・書評「乃木坂46物語:篠本634著」ネタバレ注意・AKBグループでは一番、可愛い女の子が多いグループだそうです(レビュー)。 #読書 | みんなのレシピ・お料理ブログ。