ノルウェイの森(村上春樹)は青春の痛みや不安を話して、省みさせる本。感情的に共感できた本です。
「ノルウェイの森」は主人公であるワタナベの自伝的な話です。ワタナベの友達であるキズキと直子、でもキズキが死んでからワタナベと直子は恋に落ちます。
精神的にお互い頼りあいます。でも二人の仲も長く続かず別れてしまいます。
ワタナベは別れた直子のことを忘れずに知らない女たちと一晩を過ごす毎日を繰り返します。
無意識的に忘れられない直子に対しての寂しさによりその寂しい感情を誰かに泣くさめてもらおうとするけど、根本的なことは解決できず直子のことを思いながら何枚も手紙を書き続けます。
ワタナベはもしかしたらそうやって直子のことをずっと会いたがっていたのかもしれません。
この本はもしかしたら‘外説的’だと思われるかもしれません。でも、この本が表現したいのは外説的な行動自体だけではなくその行為によって主人公たちが精神的にも肉体的にも成長していくことを表現する過程ではないかと思います。
この小説を始めて私が読んだのは高校生のときです。あの時は、内容的に少し難しくて、本の意図をよく理解できなかったけどストーリ全体的な雰囲気や表現のインパクトはしばらく忘れられないほど印象に残っていました。大人になって改めてこの本を読んだら結局この作品は若い人々が感じるむなしさなどの感情を表していると思いました。青春の悩みや迷い、またその悩みから生まれる新たな心配や不安。この小説はたぶん若い人が読むと現在の自分を省みることができる作品だと思います。
ありがとう寄稿。
なかなか猫好きにならない方がある出来事で変わろうとするのもかなり見所にもなってくるものです。かなり賛否両論にも出てくるものです。
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