海辺のカフカ 村上春樹 キーパーソンは中田さん
村上春樹先生の小説はいろいろ読んでいますが、特にお気に入りがノルウェイの森とこちら。ノルウェイの森とこちらを比較しながら読むのが面白いです。どちらも主人公は若い男性で、女性に対する主人公を性的な表現を交えつつも三流エロ小説のようにならず、少し遠めの目線で描かれています。
私の中で海辺のカフカで一番のキーパーソンは中田さんだと思います。主人公と中田さんは最初、全く何も関係ないのですが、最初から当然最後に彼らが同じとこにたどり着くことは予測できるものの、どのようにしてたどり着くのか、たどり着いた先でそこで出会った人は彼らとどのように心を交えるのか、彼らの進む先での信教の変化や過去との関係、など、途中の経過が、ある程度予想できる結末だからこそ、綿密に描かれています。そして、最後は最後で、予想通りの結末となりつつも、そこで終わってしまうのでなく、更に先のストーリーも描かれているので最後まで村上春樹先生の世界を飽きずに楽しめます。
ありがとう寄稿。
放送された中で、一番頑張って出演したんだなあーと思ったのが杉村太蔵さんでした。本人自身のプライベートとかなりかぶってくる役柄でした。
スカッとジャパン2016年5月23日放送分/感想!杉村太蔵さん、竹内力さん、ストーリー自体は「料理に髪の毛を入れてゴネる」というよくあるもの…(ネタバレ注意)。 #TV - みんなの恋愛ブログ。