日本を外から見つめて、そして好きになる。清水義範「スシとニンジャ」
もう20年も前の本ですが、全く古くなっていません。時代劇で日本好きになり、思い余ってついに日本旅行に着てしまったアメリカの田舎出身の青年、ジム。彼の思っていたものと現代の日本は大きく違うものであったかもしれませんが、それでも日本人の優しさに触れて、かえって日本が好きになっていきます。外国人が日本旅行に来た、というだけの話と言ってしまえばそれまでなのですが、途中で登場する日本人女性リエとの交流などもあり、甘酸っぱい読後感が残ります。登場人物に悪い人が出てこないのもあって、すっきり読み終えられる一冊です。日本のことをよく知っているのは当然日本人だろうとだと思ってしまいがちですが、その日本人が漠然と共有している言葉にならない感覚を、日本好きの外国人は理論的に「学んで」から来ています。ある意味では日本人よりも日本のことをよく知っているといえるかも知れません。憧れと勢いで半ば勘違いしたまま来日したジムのように、なんだかよく分からないけど日本はいいところだ、と外国人観光客の方に思ってもらえるような、素敵な国を維持していかないとなぁ、と感じました。
ありがとう寄稿。
非情事態の中KEIのオペに関しては完璧に行うのが見入ってしまうものです。必死にKEIをかばおうとするのですが自分で決着つけようとするのはかなり共感出来るものです。
Doctor k(ドクター・ケイ)怪物出現編第8話「空白のロスタイム」(真船一雄)感想&あらすじ・非情事態の中KEIのオペに関しては完璧に行う…ネタバレ注意。 #マンガ - 面白い漫画を教えてください。