薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木(江國香織)、一つとして同じものがない恋愛の動き
わたしが、江國香織の作品にほれ込み始めて、大人の恋愛に妄想ばかり膨らんだ作品です。江國香織の作品はすべて読んでいるけれど、とにかく素敵なのは、言葉の選び方、センス。単語が並んでいるだけなのに、読んでいるだけで江國香織の世界観に引き込まれてしまう。
この作品は、とにかくたくさんの女性が出てくる。
花屋のオーナー、雑誌編集者、モデル、主婦、アルバイト、会社員など。合計9人の女性が、それぞれの生活の中で恋愛をしている。
恋愛の中に、タブーなことなど一つもない。
不倫も浮気も、すべて、ただ一つ、彼が好きという思いで当たり前のようにそこにある。
実際の世界で、わたしは不倫も浮気もする気持ちはみじんもないし、そういうことをしている人を悪く思うけれど、江國香織の作品の中では、なぜか、素敵なこと、当たり前のこととして受け入れてしまう。
やってはいけないことをしているのに、彼女たちに共感を覚え、自分の気持ちだけしか見ずに、生きている。
そういう姿を見ているとなぜだか、爽快な気持ちになってきます。
不倫も浮気も、決してやってはいけないことなのに。
江國香織のマジックに気が付けばかかってしまいます。
ありがとう寄稿。
16日に放送されたモニタリングの中の「街中で突然ヒーローインタビューされたら人は答えるのか?」という企画がとても面白く、家族で爆笑しながら見ました。
モニタリングのヒーローインタビューどっきり2016年/感想!木に引っかかった風船を取ろうとしている男の子を助ける、その直後チアガールとお立ち台、放送席の垂れ幕が現れ、アナウンサーが突然…(ネタバレ注意)。 #TV | みんなのレシピ・お料理ブログ。