2016年4月28日木曜日

感想&書評「チグリスとユーフラテス:新井素子」(ネタバレ注意)感想レビュー・宇宙植民時代、ある滅んだ惑星を描いた本。 #Novel

新井素子の『チグリスとユーフラテス』はSF歴史もの

『チグリスとユーフラテス』は宇宙植民時代、ある滅んだ惑星を描いた本です。
少子化に寄って滅んだある惑星の最後の生き残りは、次々とコールドスリープのカプセルを開いていきます。彼らは病気によってコールドスリープの道を選んだ人々でした。彼女らによって、植民惑星の歴史が語られていきます。
子どものまま育てられた老女・ルナとそれぞれの時代を生きた女性たちのやりとりが面白くも切なく、哲学的です。「星の死」を目の前に、ひとり残されたルナはどのように生きるべきか、読者にといかけるように話が進みます。
「チグリスとユーフラテス」はルナが放したホタルの名前です。彼女がどうしてホタルを放したのかは作中でわかりますが、このタイトルは非常に美しいなあと読む度に思います。
とても長い話なので気軽に読んで、とはいえないのですが、長いだけの面白さ、物語の美しさがあります。一度大長編にチャレンジしてみたい方におすすめしたいSFです。

ありがとう寄稿。

今後創真と司が食戟を行う中で、どのような結末になるのか凄く楽しみで、私個人としてはまだ創真と司との対決に決着がつかず、その対決をえりなやひさこもしくは第2席の竜胆が止めてくれると思います。
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